【セット内容】電池(サービス)
※フィルムは付属していません。別途、35mm判フィルムをご用意ください。
*35mm判フィルムはこちらからお選びいただけます*
【保証】3ヶ月
※自然故障に限り、保証期間内は無償で修理いたします。外的要因や誤操作等での故障は対象外となります。
【製造年代】1975年発売開始
【使用電池】あり / LR44×1個
【使用フィルム】35mm判フィルム
【特長】
PENTAXがM42マウントからKマウントに変更した最初の世代のカメラで、
「K2」「KX」「KM」と三種類発売された中で、一番シンプルな機能のモデルでした。
機械式シャッターで内蔵露出計が付いていて、最高速度は1/1000秒。
セルフタイマーとプレビューボタンがあり、まさに必要十分といった構成になっています。
マニュアル撮影で、設定に拘った本格的な撮影も楽しめます。
露出計は前世代のPENTAX SP Fを踏襲しており、TTL全面平均測光となっております。
針が+(プラス)側なら露出オーバー、-(マイナス)側なら露出アンダー、真ん中を指すと適正露出の表示となります。
ファインダースクリーンはマイクロプリズムを内蔵しています。
のちに発売されるPENTAX MXを初めとしたMシリーズは小型軽量がウリとなっており、
知名度としてはMXの方が高いので、KMはなかなかファーストカメラの候補には挙がりづらいところです。
しかし、手の大きい方や、指を余らせずしっかりグリップしたい方には意外と評判の良いサイズ感なので、ぜひ一度試していただきたい機種です。
こちらの個体は、PENTAX専門の修理業者様にてメンテナンス済みです。
メンテナンス実施項目については、下記の【整備内容】をご確認ください。
【コンディション】
‹外装›
「KM」銘板部分や底面などの所々に使用に伴うスレや小傷が見受けられます。
セルフタイマー部の白い塗装が剥がれていた為補修しております。打痕やクラックはありません。
詳細は商品画像をご覧ください。
‹動作›
シャッター機構や巻き上げ機構等々、各部メンテナンス済みなので各所快調に作動しています。
露出計も精度調整済みですが、ポジフィルム等の厳しい露出精度を求める撮影の際は、単体露出計のご使用をお勧めします。
‹光学系›
ファインダーは可能な限り清掃済みで、プリズム腐食もありません。
【整備内容】
オーバーホール
シャッター機構分解清掃調整
ミラー機構分解清掃調整
巻き上げ機構分解清掃調整
絞り連動環分解清掃調整
ファインダー清掃
露出計機構交換
モルト交換
各部点検・清掃・調整